骨盤・股関節のエックス写真

礒谷療法(礒谷式力学療法)
兵庫県赤穂市の整体院

礒谷公良氏が創始した股関節の転位を矯正して自己治癒力を高める股関節矯正治療専門整体の礒谷療法(礒谷式力学療法)について解説しているページです。

礒谷療法(礒谷式力学療法)は股関節の転位を矯正し左右脚を同長にすることで健常な脊椎の位置を回復させる整体(整体法・整体術)です。その効果は各種の疾患が完治・軽快した150万の臨床例が実証しています。

礒谷療法(礒谷式力学療法)

兵庫県赤穂市の力学整体研究所です。

このカテゴリでは、力学整体のベース(もとになっているもの・基礎・基本・土台)となっている礒谷療法(礒谷式力学療法)の理論と実際について詳しく解説しています。

礒谷療法(礒谷式力学療法)は薬剤師で柔道整復師だった故礒谷公良氏が考案した股関節矯正治療専門の整体(整体法・整体術)です。

力学整体の代表で力学整体師の冨岡正喜は東京・中野(中野区)にある礒谷療法(礒谷式力学療法)総本部に在籍し、総本部で創始者・礒谷公良氏の直接の高弟である菊池秀男(総本部副院長・教範)氏と反中武雄(教範・副子固定)氏の二人を師匠として師事して弟子(礒谷公良氏の孫弟子)として修行して礒谷療法(礒谷式力学療法)の数少ない正当な継承者となります。

礒谷療法(礒谷式力学療法)の名義(名称)を使用して独立・開業・営業できる権利を有する『礒谷式力学療法 法術師 正師範』の資格を取得し、総本部で毎日患者さんの矯正治療を行う総本部所属の職員の礒谷療法師(施術者)の先生として勤務しながら、総本部の指導者である『教範』の先生としても講習生や研修生などの後進を教育(教示・指導・育成)し、地元の兵庫県赤穂市で礒谷療法(礒谷式力学療法)専門の礒谷療法師として独立開業しました。

個人治療院を開業してからも、冨岡正喜は股関節専門の礒谷療法師として長年礒谷療法(礒谷式力学療法)の施術と指導を行ってきました。

礒谷療法師の中でも経験豊富な冨岡正喜の知識と経験に基づいて解説するこのカテゴリのコンテンツを読めば、礒谷療法(礒谷式力学療法)の整体手技と施術内容を知ることができます。

力学整体は礒谷療法(礒谷式力学療法)の問題点を発見し、礒谷療法(礒谷式力学療法)の問題を解決し、礒谷療法(礒谷式力学療法)の限界を克服するかたちで考案されました。

力学整体を理解するためにはその源流である礒谷療法(礒谷式力学療法)を理解することが欠かせません。

力学整体を理解しようとする前に、すべてのページをしっかりとお読みいただき先ずは礒谷療法(礒谷式力学療法)をよく理解するようにしてください。

礒谷療法(礒谷式力学療法)の患者心得

礒谷療法(礒谷式力学療法)を受ける前に

礒谷療法(礒谷式力学療法)の注意点

  • 礒谷療法(礒谷式力学療法)の矯正治療を受ける場合は先生を選ぶこと
  • 先生は礒谷療法(礒谷式力学療法)を修得するだけでなく自らも体得した礒谷療法師の中から選択すること
  • 先生は礒谷療法(礒谷式力学療法)の優れた先達である礒谷療法師を師匠として支持し、最低でも3年以上毎日師匠に就いて現場で一緒に修行した臨床経験豊富な人物であること
  • 股関節矯正法で股関節矯正(施術)時に瞬間的(瞬発的)に強い(強烈な・猛烈な・過激な・極端に・極度の)力を入れ過ぎる先生は危険なので避けること
  • 特に、患者本人よりも体格が大き過ぎる先生は体重と腕力があり施術に力が入り(重圧がかかり・圧迫がかかり・加圧がかかり・圧力がかかり・負荷がかかり)過ぎ股関節を中心に衝突・衝撃を受け身体(全身)に緊張が波及し危険なので避けること
  • 選んだ先生がいる礒谷療法(礒谷式力学療法)の治療院や整体院、施術所、療法所へ行くこと
  • 礒谷療法(礒谷式力学療法)を専門に施術している治療院や整体院、施術所、療法所を選ぶこと
  • 先生を指名できる礒谷療法所(礒谷式力学療法所)や治療院や整体院、施術所、療法所を選んで通院すること
  • 礒谷療法(礒谷式力学療法)の矯正治療は毎回同じ先生から受けること
  • 礒谷療法(礒谷式力学療法)の「自宅矯正法」と「日常動作による矯正法」は自分一人で行わないで必ず先生に就いて指導を受けながら実施すること

礒谷療法(礒谷式力学療法)の前文(まえがき)

ヒト(人類)の最大の特徴は直立二足歩行であると言われています。

人体は、重力場の中で、脳神経系と骨格系と筋肉系とが力学的なバランスを調節しながら二足で直立姿勢と歩行姿勢をうまく保つことで生活し肉体の健康を維持しています。

しかし、大腿骨(の骨頭)と骨盤(の寛骨臼・寛骨臼蓋)が異常な角度でかみ合う(股関節転位)と、様々な病気や症状が発症することになります。

礒谷療法(礒谷式力学療法)は、いろいろな病気や症状の原因にはこの股関節転位があるとして、昭和26年(1951年)以来66年以上(2017年時点)もの間、薬も使わず手術もせず、痛みもない股関節の矯正治療を続けている各種療法(代替医学・代替医療・代替療法・民間療法・整体・手技療法・徒手療法)です。

症例には、消化器系統、泌尿器系統、生殖器系統、婦人科系統、呼吸器系統、循環器系統の疾患をはじめ、頭痛、肩こり(肩凝り・肩コリ)、首こり(首凝り・首コリ)、腰痛(慢性腰痛)、ぎっくり腰(ギックリ腰)、脊椎椎間板ヘルニア(腰椎椎間板ヘルニア)、神経痛(坐骨神経痛)、しびれ(痺れ・シビレ)、脊椎分離症(腰椎分離症)、脊椎すべり症(腰椎すべり症)、脊柱管狭窄症、脊柱側弯症(脊椎側弯症)、股関節痛(股関節痛み)、股関節脱臼(先天性股関節脱臼・後天性股関節脱臼)、変形性股関節症、膝痛(ひざ痛・膝痛み)、変形性膝関節症、O脚(O脚)、X脚(X脚)、自律神経失調症、小児麻痺(脊髄性小児麻痺[急性灰白髄炎・ポリオ]・脳性麻痺[脳性小児麻痺])、生理不順、生理痛など、その他様々があります。

礒谷療法(礒谷式力学療法)による完治・改善・軽快など豊富な臨床例は、治療理論の股関節というユニークな着眼点が的を射ていたことを実証しています。

礒谷療法(礒谷式力学療法)発見の端緒

礒谷療法(礒谷式力学療法)は礒谷 公良(いそがい きみよし/イソガイ キミヨシ)[故人] 氏が築き上げた整体(整体法・整体術)です。

礒谷公良氏は、昭和12年に京都薬学専門学校を卒業した後、大阪医科大学に薬剤師として勤務します。

その後、接骨院(整骨院)で接骨業(整骨業)を営む叔父の跡を継ぎ、柔道整復師の資格を取得します。

礒谷公良氏は跡を継いだ接骨院(整骨院)で骨折や捻挫、打撲傷などの治療を行っていました。

接骨業(整骨業)を行う傍らで、脳卒中(脳血管障害、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)や小児麻痺(脊髄性小児麻痺[急性灰白髄炎・ポリオ]・脳性麻痺[脳性小児麻痺])の患者が跛行[はこう](びっこ・ビッコ)しているのを見て、何とか跛行[はこう](びっこ・ビッコ)を治せないものかと考えるようになります。

そして、小児麻痺児や脳卒中などによる跛行の矯正治療を自分自身の研究テーマとします。

その中で、小児麻痺児や脳卒中などの患者が跛行する原因は、左右の足の長さが違う(左右の脚の長さが違う)からでははないと脚長差(下肢長差)に着目します。

そこで、左右脚の長さが違う小児麻痺児や脳卒中の患者などを根本的に治療する方法と、なぜ足の長さに違いが生じるのかを研究するようになりました。

エックス線写真(X線写真・レントゲン写真)で両脚の骨の各部分を詳しく調べた結果、血液循環障害による発達の差異が見られる場合を除いて、大腿骨や頸骨などの骨そのものに顕著な左右の差は見られませんでした(下肢の仮性延長と仮性短縮)。

そこで、礒谷公良氏は、脚長差の原因は大腿骨が骨盤とつながる股関節での開閉(内転・外転)とねじれ(内旋・外旋)が複合的に組み合わさった股関節転位ではないかとの仮説を立てます。

大腿骨は寛骨臼(骨盤のくぼみ)にはまるかたちで骨盤と接しています。

大腿骨側の接点である大腿骨骨頭と大腿骨がつくる角度は約130度あります。

この大きな屈曲が重い体を重力に逆らって直立できる力学的なくびれ構造のひとつです。

その大きなくびれ角度のために、大腿骨の少しのねじれが足の先端ではときには10センチ以上にもなる左右脚の長さの違いとなって現れるわけです。

股関節は膝や足首などと違い、どんな角度にも曲がり得る全動関節です。

したがって、股関節の可動域(可動範囲)内ならば、大腿骨の開閉やねじれにともなう痛みはありません。

そのため、本人は感覚で大腿骨の開閉やねじれを知覚できません。

本人には自分の股関節が転位しているという自覚はありません。

そこで、股関節を正常な位置に戻すよう力学療法の手技を応用して矯正したところ、その場で左右脚の長さは即座に同じになりました。

しかも、股関節は全動関節だから矯正治療に痛みを伴いません。

礒谷公良氏がこの事実を発見したのが昭和20年(1945年)のことです。

※【注釈・注記】力学整体では、跛行[はこう](びっこ・ビッコ)と足の長短差(脚長差・下肢の仮性延長と仮性短縮)の原因は、礒谷療法(礒谷式力学療法)の股関節転位(股関節転位論)によるものだけではなく、他にも原因があることを解明しています。

礒谷療法(礒谷式力学療法)の新展開

当初は跛行[はこう](びっこ・ビッコ)専門の治療院ということで股関節転位の矯正による足の長短差(脚長差・下肢の仮性延長と仮性短縮)の治療のみを行っていました。

ところが、股関節転位の矯正治療を続けるうちに、猫背が治った、姿勢が良くなった、頭痛や肩こり、腰痛がなくなった、便秘や下痢をしなくなって胃腸など内臓の調子も良くなったなどという報告を患者さん自身から受けるようになります。

患者さんからの相次ぐ報告に、礒谷公良氏は、足の長短の矯正がなぜ外科的や内科的な疾患に効果があるのかという疑問を持つようになります。

そして、足の長短差(脚長差・下肢の仮性延長と仮性短縮)と身体の病気や症状とは何か関係があるのではないかと、患者さんから新しい視野を教えられるかたちで研究対象を広げることになります。

人体は直立歩行する構造物です。

人体の構造は、左右脚の上に骨盤が水平に乗り、その骨盤の上に脊柱(脊椎)が立っていて、脊柱(脊椎)の上には重たい頭(頭部)が乗っています。

脊柱(脊椎)は、正面(前方)から見ると垂直に立っていますが、横(側方)から見ると頸椎は前弯、胸椎は後弯し、腰椎は前弯していてS字状のカーブを描いています(生理的弯曲)。

そのため、人体という構造物は、股関節転位があると、左右脚の長短差が生じ、長いほうの脚に乗っている骨盤側が高位になり、短いほうの脚にのっている骨盤側が低位になって、骨盤全体が傾斜することになります。

脊柱(脊椎)は骨盤の上に立っていますから、骨盤が傾斜すると、骨盤の傾斜に対応して脊柱(脊椎)の下部である腰椎や胸椎下部も傾斜することになります。

すると、身体全体のバランスをとろうとして脊柱(脊椎)の上部である胸椎上部や頸椎が骨盤の傾斜とは反対側に傾くことになります。

※【注釈・注記】力学整体では礒谷療法(礒谷式力学療法)のこの考え方とは異なる理論を有しています。人体の観察結果からこれに反する脊柱(脊椎)の側弯の症例のほうが多数であることを確認しています。

股関節の転位が複雑であればそれだけ脊柱(脊椎)の曲がり(弯曲)と捻れ(回旋)は複雑になり、健康的な生理的弯曲は維持できなくなります。

その脊柱(脊椎)には脳から伸びる脊髄が通り、脳と脊髄からなる中枢神経によって各器官をコントロールしています。

脊柱(脊椎)の曲がり(弯曲)と捻れ(回旋)などのゆがみは、ゆがんだ部位に対応する中枢神経を障害し、その中枢神経が支配する器官に疾患などの異常をもたらします。

したがって、股関節の転位を正常にすれば、骨格が正しい姿勢に保たれ、中枢神経と器官が健常に機能するようになります。

※【注釈・注記】力学整体では礒谷療法(礒谷式力学療法)のこのような整体やカイロプラクテックに典型的な骨格系の構造異常による中枢神経障害説とは異なる理論も有しています。病態の観察結果から筋肉系の生理的異常を原因とする症例のほうが多数であることを確認しています。

これが、礒谷療法(礒谷式力学療法)の理論です。

礒谷療法(礒谷式力学療法)は当初、跛行[はこう](びっこ・ビッコ)専門の矯正法として出発したわけですが、患者さんからの報告で視野を広げ、股関節転位と全身の疾患(病気や症状)には関係性があることを突き止めたわけです。

整体やカイロプラクティックなどの従来からあった力学療法では、背骨のゆがみを矯正して脊柱(脊椎)の生理的な弯曲を保たせようとしたり、骨盤のゆがみを矯正して骨盤の水平位を保たせようとはしています。

しかし、足の長短を矯正していないので、二本の足で立つと、立位の状態では再び骨盤は傾斜し背骨も捻転するなどしてまた同じ状態に戻ってしまいます。

対症療法が高度に発達した現代医学や各種療法(代替医学・代替医療・代替療法・民間療法・整体・手技療法・徒手療法)は、股関節の転位と疾患との関係にそもそも気づいていません。

股関節の転位と疾患の関係性を認識していないので、股関節の転位と疾患は無関係であると片付けたがります。

しかし、礒谷療法(礒谷式力学療法)の60年以上にわたる幾多の臨床例が礒谷式の真価を証明していますし、礒谷公良氏の時代には療法所には一日に150~200人もの大勢の患者さんがつめかけていたことが礒谷式の有効性を物語っています。

礒谷療法(礒谷式力学療法)の理論

股関節異常の現れ方はかなり複雑です。

股関節転位には、大腿骨が外側に開いている外転、内側に入って開きにくい内転、外側にねじれている外旋、内側にねじれている内旋などがあります。

そのため、左右両脚の転位の組み合わせは基本型だけでも64種類あります。

これらに、股関節の前方脱臼や後方脱臼、変形性関節症、大腿骨頭発育異常(ペルテス病)などの応用型を加えると、股関節異常は169種類にもなります。

※【注釈・注記】礒谷療法(礒谷式力学療法)のこのような複雑な股関節転位の類型を脚型の検査で判定し施術に活かしている礒谷療法師はほとんどいないのが現状と考えられます。ほとんどの礒谷療法師はL型やR型、LO型、RO型、LX型、RX型、S型などの単純な脚型の類型に当てはめることだけで判定し施術しているのが実態と考えられます。力学整体では股関節転位の類型だけではなく神経と筋肉への影響を考慮して判定し施術するためさらに複雑になります。

礒谷療法(礒谷式力学療法)の検査の統計から、健康そうに見える人でも、何らかの股関節転位で左右脚の長さが違う人は9割以上いることがわかっています。

したがって、同じ長さの人のほうが珍しいくらいです。

また、男女を問わず、75パーセント前後の人は左足が長い結果になっています。

股関節転位の原因は、遺伝や先天性のもののほか、周産期での乳児の扱い方(抱き方やおしめの当て方)、転位を助長する習慣的姿勢や動作、交通事故や転倒などがあります。

全動関節である股関節は、ふとしたはずみて転位を起こしやすく、転位をしていても痛みが伴わないので発見が遅くれます。

足の長さの違いや転位の種類はどのように見分けられるのでしょうか?

股関節転位の種類は複雑なだけに、詳しくは専門的な判定を受けなければなりません。

素人の方であれば、ごく一般的には、習慣となっている日常動作や姿勢から見分けることができます。

例えば、左足が長い場合は、食物を食べるとき左側で噛む、椅子に座ったとき左足を右足の上に組む、歩くとき左足から踏み出すなどがあります。

右足の場合はその逆になります。

※【注釈・注記】礒谷療法(礒谷式力学療法)では習慣的な姿勢や動作で股関節転位がある程度判定できると単純に考えています。しかし、力学整体では習慣的な姿勢や動作は股関節転位だけではなく筋肉の影響もあると判明しているため習慣的な姿勢や動作だけで単純には股関節転位を判定できないと考えています。

また、病気や症状として発症する病状としては、左脚が長い場合は消化器系統・泌尿器系統・生殖器系統・婦人科系統の疾患にかかりやすく、右脚が長い場合は呼吸器系統・循環器系統の疾患にかかりやすいことが分かっています。

人体の礒谷式の力学的理論と臨床例(股関節転位と疾患の対応関係)は一致しているとされています。

例えば、不整脈の原因となるような右の脚長をつくり出し、その場で不整脈を発症させる臨床実験もなされています。

そのため、礒谷療法(礒谷式力学療法)では局部の疾患が股関節の転位をもたらしたのではなくその逆だとしています。

※【注釈・注記】礒谷療法(礒谷式力学療法)では股関節転位と疾患の対応関係を前提にして、股関節転位を判定する参考資料として病気や症状を重視しています。しかし、力学整体では股関節転位と疾患の対応関係が完全に一致するわけではないことを確認しています。力学整体では股関節転位と筋肉の対応関係が疾患に影響を与えているものと考えています。また、力学整体では筋肉が股関節の転位をもたらすことも確認しています。

股関節転位を正常に戻して左右脚を同長にし、骨盤の水平位と脊柱(脊椎)の垂直位と生理的な弯曲を維持すれば、人体に内在する力(自己治癒力)が最大限に活性化します。

だから、礒谷療法(礒谷式力学療法)では薬も手術も不要というわけです。

※【注釈・注記】力学整体では人体に内在する力(自己治癒力)が過度(過剰)に活性化しているため病態が発生していると考えています。したがって、力学整体は人体に内在する力(自己治癒力)が最大限に活性化させるのではなく、むしろ、人体に内在する力(自己治癒力)を抑制して沈静化することでコントロールし正常化を図ります

礒谷療法(礒谷式力学療法)の実際

礒谷式では股関節転位の矯正治療を行うわけですが、そのほかにも自宅における矯正法(自宅矯正法)と日常動作による矯正法があります。

日常生活では、長い間に習慣化した姿勢や動作のパターンを厳禁動作(股関節転位を助長する姿勢や動き)として中止します。

そして、例えば、左脚が長い場合なら左足からズボンやスカートを履かずに右足から履くなどのように矯正となる姿勢や動作に切り替える必要があります。

また、力学療法で股関節転位が正常位に戻っても、筋肉系は転位していた骨格と共に成長してきているので、すぐに元の状態に戻って転位が再発してしまいます。

そこで、筋肉系も正常なバランスに戻るような矯正動作(屈伸運動)をしなければなりません。

これらの矯正法の中でも特徴的なのは、睡眠時の両脚結束法(三本紐縛り・三点紐縛り・三本脚縛り・脚縛り健康法・ひもしばり健康法)です。

幅8センチの専用の紐(ひも)で膝上、膝下、足首の3個所を縛って寝る(眠る)という方法です。

睡眠中は転位した骨格系と筋肉系にとって最も楽な姿勢をとってしまいますが、そこが股関節転位を助長する落とし穴になっているのです。

3個所の結束は、小児麻痺児の脚矯正で独自に開発・工夫された両脚外側に施す副子固定法(ギブス)を応用したものです。

睡眠時の姿勢は紐(ひも)で脚の3個所を縛り、身体の正中線を中心に頭から足先まで左右対称にして仰臥して寝るのが最も効果的です。

両脚はもとより、全身の血行が良くなり、ポカポカしてくる人もいます。

冷え性を治す冷え性対策や冷え性解消など冷え性の改善法としても効果的です。

礒谷療法(礒谷式力学療法)の後文(あとがき)

礒谷療法(礒谷式力学療法)でこれまでに効果のあった有効な症例をざっとみてみましょう。

腰椎椎間板ヘルニア、ぎっくり腰(ギックリ腰)、脊椎分離症、胃腸障害、糖尿病、肝臓病、腎臓病、前立腺肥大、膀胱炎、夜尿症、脳性小児麻痺、O脚(O脚)、X脚(X脚)、斜頚、癲癇(てんかん)、小児喘息(ぜんそく)、先天性股関節脱臼、股関節炎、膝関節炎、坐骨神経痛、脳血管障害後遺症(言語・歩行等の障害)、心筋梗塞、頸肩腕症候群、レイノー病(レイノー氏病)、多発性リウマチ、胆石痛、自律神経失調症、子宮筋腫、不眠症など。胃がんや乳がんなどの症例もあるほどです。

医師から匙を投げ出された人が多く、また、病気が治ってからも健康法として力学療法を続けている人が多いです。

礒谷療法(礒谷式力学療法)は、アメリカ合衆国(米国)の有力なカイロプラクティックの専門誌に紹介され、これまでにない独創的で優れた療法であるとの評価を受けています。

礒谷療法(礒谷式力学療法)の問題の所在

礒谷療法(礒谷式力学療法)は数ある各種療法(代替医学・代替医療・代替療法・民間療法・整体・手技療法・徒手療法)の中でも類を見ないほど、統一的な理論体系を構築している非常に優れた整体(整体法・整体術)です。

そのため、礒谷療法(礒谷式力学療法)の理論を理解すると、その理論体系は完全に完結しているかのように思えます。

しかし、礒谷療法(礒谷式力学療法)の理論では対応や対処できない症例は少なくありません。

礒谷療法(礒谷式力学療法)の問題点は、その理論をはじめ、検査から施術(股関節矯正など)、自宅矯正法のやり方など多岐にわたります。

礒谷療法(礒谷式力学療法)の数ある問題点の中でも最大のものは、股関節の角度と脳・神経系と筋肉系(筋収縮と筋弛緩)の生理学的な関連性についての理解が全く欠如していることです。

そのため、礒谷療法(礒谷式力学療法)では患者の股関節転位を正確に把握できず、対応や対処できない症例があるだけなく、患者本人に脳・神経系と筋肉系を考慮した最適の股関節の角度に基づく施術や指導ができない場合もあり得るということです。

そこで、このカテゴリでは礒谷療法(礒谷式力学療法)の何が問題で、どこが問題なのかなど、そうした問題点も含めて解説していく予定です。

なお、「礒谷式力学療法(礒谷療法・いそがい療法・イソガイ療法)」には、「礒谷式整体」「磯谷療法(磯谷式力学療法)」「磯谷式(磯谷式療法・磯谷式整体)」「礒貝療法(礒貝式力学療法)」「礒貝式(礒貝式療法・礒貝式整体)」「磯貝療法(磯貝式力学療法)」「磯貝式(磯貝式療法・磯貝式整体)」などの誤記・誤字・脱字・嘘字・誤植・書き損じ・書き誤りが見受けられますが、それらはいずれも正確な表記ではありません。

ページの先頭へ