腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛(左脚) | 整体体験者の声【整体院 お客様の声・体験談・感想】

力学整体研究所・整体院の会員(クライエント)様のお一人である兵庫県たつの市在住で[男性・60代]の中田明義様が実際に力学整体を体験・経験された腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛(左脚)の整体体験談や感想、評価、口コミ、評判など整体体験者の声を紹介しているページです。

兵庫県たつの市 中田明義様(本名) [男性・60代]

Q1:力学整体の施術と指導を受ける前にどんなことで悩んでいましたか?

整形外科に通院をしていたが、良くならない(改善しない)ので整体を受けたいと思い始めた。

Q2:整体を受ける前は、整体についてどんなイメージや不安がありましたか?

別に不安はありませんでした。

Q3:来院することになったきっかけ。何で(何がきっかけで)、この力学整体を知りましたか?

自分で捜した。

Q4:来院前の気持ちと不安。力学整体を知ってすぐに申込みましたか?しなかったとしたらなぜですか?もし申込まなかったとしたら、どんなことが不安になりましたか?

面接したその日に(予約を)申し込みました。

Q5:数ある治療院の中で、なぜ当院を選んで頂けたのでしょうか?いろいろな治療法や健康法がある中で、何が決め手となってこの力学整体に申し込みましたか?

赤穂市の中で電話帳に載っていた中で選んだ。

Q6:施術後の経過。実際に力学整体の施術と指導を受けてみていかがですか?施術を受ける前と受けた後の変化はどうですか?

受け始めて約3ヶ月位たちましたが、すごく良くなった。

Q7:施術中の感想。実際に力学整体の施術と指導を受けてみていかがですか?他の治療院や医療機関、治療法や健康法とはどう違いましたか?

とても良い。整形外科だと薬と後は牽引でしたが、力学整体は体の悪い元から治療する感じでとても良いと思う。

Q8:現在の気持ちと来院を検討されている方へのメッセージをお願いします。

月に1回位で通院し後は自宅で指導を受けたリハビリを続けたい。

【補注】

中田明義様は突然予約なして来所されました。

力学整体研究所では予約なしの突然の来所や新規の当日予約をほとんど受け付けておりません。

中田明義様は痛みがひどく研究所の前でしゃがみ込んでいらっしゃいましたが、その日は初回の予約をお受けしただけでお帰りになっていただきました。

予約日に来所された初回では、中田明義様は左下半身(特に臀部)の痛みで左脚を大きく外へ向け(外転・外旋せ)脚を引きずらざるを得ない状態でした。

左脚だけの蟹股(がに股)であまりの股の開きようと脚の引き摺り(引きずり)ように尋常ではない痛みの強さと激しさが推察できました。

【追加報告】

中田明義様のケースに関しては残念な報告をしなければなりません。

中田明義様がこのアンケートに回答された段階では痛みに関しては約9割以上、ほぼ完治に近い状態まで回復されていました。

中田明義様が初めて来所されたのは2015年(平成27年)3月7日です。

3月9日の2回目で早くも左腰の痛みは少し良くなっています。

3月18日の4回目では痛みが少しなくなり、お尻(左)の張りも少し引いています。

4月1日の7回目では週に2回のペースで通院されていましたが、4月6日からは週に1回の通院ペースに減っています。

4月17日の10回目では少し痛みが消えて来ています。

5月8日の13回目では痛みが少し消えて来て、5月20日の14回目まで約2週(12日)も通院間隔を空けるようになります。

この時点で整体指導者としては急に通院間隔に空けられたことに不安をおぼえます。

そして遂に、5月29日の15回目では痛みなしという状態にまでなります。

6月12日の16回目でも痛みなしという状態が続いていました。

ところが、6月20日の朝に違和感を感じるようなり、くしゃみをしたら痛くなったというのです。

それなのに、17回目の来所は6月29日になっています。

なぜ6月20日の日に来所されず、9日後と遅れてしまったのか。

6月29日の17回目には左脚の付け根の痛みが強くなってしまっており、初めて当所へ来所したときと同じように左脚を引き摺って(引きずって)歩く姿に戻ってしまっていました。

整体指導者としてその姿を見たときせっかく施術はうまくいっていたのにご本人の不注意のせいで元に戻ってしまったことを認識しました。

ご本人は来所する前より悪くなった感じがするとおっしゃっていました。

一旦、身体が回復し楽な状態を覚えてしまうと、急に以前と同じ状態に戻ってしまうと前より症状を強く感じるのが通例です。

ただ、これまでの経過から、ご本人が心を入れ替えてもう一度真剣に取り組んでいただければまた快復できるのは明らかです。

一度はほご完治に近いところまで回復させることのできた整体体験をお持ちの中田様なら、振り出しに戻ってしまったからといってこれまでの整体体験や経験があるわけで、今度は迷うことなくしっかりと取り組んでいただけるものと信じていました。

ところが、7月3日の18回目の来所を最後に来所されなくなってしまわれました。

なぜ中田様は途中で来所されなくなってしまわれたのでしょうか?

症状の再発と悪化を、力学整体を受けたためだと誤解や勘違いをされたのでしょうか?

それとも、症状の再発と悪化で、力学整体では良くならないと諦めてしまったのでしょうか?

あるいは、また通院や整体をする手間(時間や労力)、なぜか一般会員で受けられていたために経済的な負担が大きく通院されなくなったのでしょうか?

本当の理由はご本人にしか分からないことではありますが知りたいと思いました。

これは整体指導者として実に(まことに)残念な出来事でした。

中田明義様があのようは日常生活にも大きな支障のある身体の状態を放置しておかれるはずがなく、何とか良くしようとされておられるはずで、それがどのようなこと(治療法・健康法・自然治癒)であれきっと元気になられていることと思います。

【考察】

ここからは、整体指導者として中田明義様の症状が再発した原因を考えたいと思います。

まず中田様の体癖修正運動(屈伸運動)の回数が少なすぎることが大きな原因の一つとしてあげられます。

4月6日の8回目までは、10回、20回、30回、50回、50回、60回、70回、80回と二桁台です。

4月13日の9回目からようやく三桁になるわけですが、120回、150回、200回、200回、250回、300回、300回、300回と三桁でも前半の回数にとどまっています。

再発してから6月29日の17回目は30回、最終日の7月3日の18回目は50回で終わっています。

中田様の場合、体癖修正運動(屈伸運動)の最高回数は300回です。

脳・神経の学習記憶を書き替えて体癖を修正して元に戻らないようにするためには、中田様の体癖修正運動(屈伸運動)の回数では通常一桁足りません。

圧倒的に量が足りないため、新しい学習記憶は定着せず体癖も充分に修正されていないと考えなければなりません。

次に、中田様の体縮修正法(座布団矯正法)の座布団の枚数が、12枚、12枚、12枚、12枚、12枚、11枚、11枚、10枚、10枚、9枚、9枚、9枚、9枚、9枚、8枚、7枚、10枚、10枚となっています。

体縮修正法(座布団矯正法)の座布団は最高の枚数でも7枚にしか減っていません。

そのため、体縮の矯正が充分にできていないことになります。

身体の矯正はまだ充分にできていないのに、痛みという症状が消えてしまったからといって急に通院間隔を空けてしまったというのが大きな原因の一つとしてあげられます。

さらに、痛みという症状がなくなったので、施術や矯正の必要性を感じなくなって、その後は自宅で行う自己整体(自己施術や日常生活による矯正動作)を実行しなくなってサボってしまっていたことも十分に考えられます。

あるいは、間違った日常動作(運動)や姿勢、厳禁動作などを行ってしまい股関節の角度を元に戻してしまったことも十分に考えられます。

結局、整体指導者として痛みがなくなっても決して身体は良くなっているわけではないということを理解していただけなかったという反省すべき症例になってしまいました。

ただ、全ての決定権は100パーセントご本人にあるし(課題の分離)、ご本人は自分にとって最善を選択するものなので(課題の責任)、それ以上は整体指導者といえど会員様の課題に介入し(踏み込み)、整体指導者の望むように会員様を変えようとする(外的コントロール)べきではなく、これが整体指導者の限界ともいうべき事例なのかもしれません。

会員の皆様には同じ轍を踏む(前人の犯した失敗を繰り返す)ことのないように後学のために本症例を役立てていただきたいと思います。

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