「先生に導かれて」(全身のふらつきとめまい)
力学整体研究所の会員(クライエント)様と関係者様のお一人である兵庫県赤穂市在住で[女性・60代]のY.T.様が実際に礒谷療法(礒谷式力学療法)と力学整体を体験・経験された全身のふらつきとめまいの整体体験記・闘病記を紹介しているページです。
兵庫県赤穂市 Y.T.様
兵庫県赤穂市 Y.T.様 [女性・60代]「先生に導かれて」(全身のふらつきとめまい)
(前編)
私は、初めは年に4回ほど礒谷療法(礒谷式力学療法)を受けていました。
あとは毎日、自分でエクササイズをしてました。
それから、3年ほど経った時に、友人に誘われてある健康体操教室に週に1度行くようになりました。
3カ月過ぎた頃に、チリトリを取ろうとした時にギクッと腰に音がしました。
その時は、音がしただけだったので、何かなと思いました。
その後、腰が痛くなってきて、10日間ほど起き上がれませんでした。
体操教室の先生に尋ねると、3カ月くらい経った時に、そういうことがよくあることだから、続けて来るようにと言われてましたが、私は行く気がしなくなって止めてしまいました。
ギックリ腰が少しよくなった時に、ハリに行って、ハリをしてもらいました。
その夜、礒谷療法(礒谷式力学療法)の自宅矯正法で、腰枕を外して起き上がろうとしたら、その時、頭と体全体がぐらぐらして、フラフラでひどくて、どうなったのか分かりませんが、立ち上がれなくなって、這ってもぐらぐらするし、ほんとにひどかったです。
トイレにも行けなくなりました。
3カ月も寝たままで、トイレだけは這いずりながら行きましたが、上を向いたまま寝返りも出来ないのです。
ぐらぐらして、がくがくして、もう大変でした。
そのうち、少しずつ良くなっていったのです。
でも、こんなことになったのは、腰枕のせいだと思い込んで、3年も礒谷療法(礒谷式力学療法)が恐くて出来ませんでした。
力学整体の先生は、今まで10年間に枕でぐらぐらになった人は誰もいないので、そんなことはないと言われます。
自分でやる気が出るまでは、無理にはしてもだめだ。
本人がやる気が出るまでは出来ないと言われました。
それでも、まだ枕のせいだと思っていました。
少しして考えました。
こんなことをしててはダメだと気がついて、まず初めに体癖修正運動(屈伸運動)が200回出来るようにしました。
そして、200回出来た日から先生にお願いして、礒谷療法(礒谷式力学療法)から新しくなった力学整体をまた始めました。
6カ月経つ頃から、先生から体癖修正運動(屈伸運動)を5,000回ぐらいしないとよくならないと言われて、努力しました。
そのうち、少し歩けるようになったので、うれしくて、また努力しているうちに少しずつふらふら、くらくらが取れて、先生もよくなったねとおっしゃいました。
まだまだですが、頑張ります。
ずっと長く続けようと思います。
(中篇)
あれから、体癖修正運動(屈伸運動)が、朝20分、夜20分出来るくらいになりましたが、季節を問わずに37度5分くらいの熱が時々出ることがあります。
その時に、ふらふら、くらくらっと、あまりひどくはなりませんが、ぐらっとなると、ぞーっとします。
それに、ふらふらすると、足のあたりで歩く所によって困るのです。
誰にも分かってもらえません。
自分にしか分かりません。
いやな気持ちです。
気分は悪くなりません。
ただ、何とも言えないような症状なのです。
病院で、検査もいろいろしましたが、わからないのでした。
年に1、2回ぐらい38度5分ぐらいの熱が出た時は、初めの時よりはひどくはありなせんが、頭が起き上がる時、ぐらぐらとして、足のほうまで電気が伝わっていくようになるので、トイレまで行くのが大変で、困るのです。
高い熱が出ると寝込んでしまい、長い時で1カ月ぐらい起き上がれません。
10日ぐらいで済む時もあります。
寝込んでいる時は、力学整体は出来ません。
出来ない間は、悩み続けます。
でも、体調が少しよくなると、自分で体縮調整法(腰枕体操)をして、体癖修正運動(屈伸運動)をします。
体癖修正運動(屈伸運動)を始めると、頭の上のほうへふわーっと行ってしまいそうな、何とも感ともわからないで、ひっくりかえりそうになりながら、少しずつ、少しずつ体癖修正運動(屈伸運動)をふやして、10分ぐらい出来るようになった時に、先生の所へ行きました。
そうしたことが何回もありました。
でも、初めから比べると、少しずつは良くなったと思います。
これからも、何回もつまづきながら、良くなることを期待しながら続けます。
(後編 2001/2/1)
私は、寒さに弱く、よくくしゃみが出ては、鼻風邪をよく引きます。
今回は、熱が高く出たので、また、このまま前と同じに、このままトイレもなかなか行かれないのかと恐怖を感じてしまいました。
トイレに立とうとした、その時に、バタンとひっくりかえったことがあるからです。
しかし、今回は、お尻をついて、足を伸ばして、トイレに行かれたのです。
今回は、少し違っていました。
上向に寝た時に、頭の上の方からふらふらが抜けて行くので、このままになってしまうのではとぞーっとしました。
30秒くらいの間ですが、また、起き上がった時は、お尻から身体を抜けて頭の方に、ぐらぐら、ふらふら、と上がって、しばらくの間、それが続くのです。
トイレは、這って行かれます。
この状態が、2カ月続きました。
何も出来ません。
4ヵ月経った頃、少し良くなり、自分で体癖修正運動(屈伸運動をしてみたら、30回くらい出来ました。
家で、毎日、力学体癖修正運動をしていました。
そして、気がついたら、10分ぐらい出来るようになっていました。
それまでに、6カ月が経っていました。
そして、先生の所へ行ったのです。
長い間、矯正をしていなかったので、足をくいっと矯正する時に、足が痛くて、ひ~い、と心の中で唸りました。
1カ月が過ぎた頃に、少しずつ良くなりました。
3カ月経った頃には、矯正の時に足が痛かったのがだいぶん感じなくなりました。
先生の思いやりで、今では歩く時に、前回よりも良くなり、この1年間よく頑張りました。
先生も、「よかったね。毎日の体癖修正運動(屈伸運動)がよかったんだよ」と言ってくださった。
私は、長いでしょうが、がんばろう。
(追記 2014/4/3)
私は立ってお辞儀が出来なくって下を向けなかったし、正座してお辞儀が出来ないので、いろいろと困ってたが、この頃、お辞儀が出来るようになりました。
【その後】
Y.T.様は、その後も継続して力学整体研究所へ定期的に通院され、体調と症状にも波はあるものの、年齢も80代になられています(2018年現在)。
【補注】
Y.T.さんは「お客様の声(整体体験談)」も書いておられるのでそちらも参考にしてください。
こちらをクリック⇒ お客様の声 Y.T.様