症例2「大腿骨大転子周囲(脚)の痛み」
力学整体研究所・整体院の会員(クライエント)様のお一人である兵庫県赤穂市在住の男性[10代]が実際に力学整体を体験・経験された力学整体の臨床例2「大腿骨大転子周囲(脚)の痛み)」を症例検討、症例研究している症例報告を紹介しているページです。
[兵庫県赤穂市] [10代] [男性]
主訴
左大腿外側の上部で、股関節の外側である大転子の周辺部位の痛み
現病歴
まだ小学5年生だったので母親に連れられて来所されました。
野球のスライディング(滑り込み)をして痛めたということでした。
痛みが出てきてから既に1カ月が経過していました。
左脚が内側に向くと痛むとのことでした。
病院の検査では、レントゲンに異常はありませんでした。
両脚の長さが違うと言われたとのことでした。
治療法としては電気やマッサージを受けていましたが、いっこうによくならないので来所する気になったということでした。
検査
両脚の長さが違うと言われたようです、明らかに左脚が長かったです。
両脚とも外転・外旋しており、特に左脚のほうが度合いが大きいのがはっきりと判りました。
脚型
LO型
経過
【初回】
足首が硬く、正座をすると脚がシビレやすい状態でした。
そのため、バスタオルを丸めて、足首に当てました。
力学体癖修正運動は2分くらい実行。
母親が、なぜ痛くなったのかと質問されたので、理論的な説明をしていると、本人が野球の練習中にスライディング(滑り込み)をしてから痛くなり始めたのを思い出しました。
あれが原因だったのかと、本人も納得した様子でした。
【2回目】
体癖修正運動が500回になりました。
【3回目】
ベタ座りをすると、まだ左骨盤外側が痛むとのことでした。
体癖修正運動500回。
【4回目】
階段を昇る時に骨盤左外側が痛むとのことでした。
体癖修正運動500回
【5回目】
ほとんど痛くなくなったとのことでした。
そのため、体癖修正運動は300回で中止して帰られた。
予想外に早く痛みが消えて良くなったのでちょっと驚きました。
初回から5回まで連続して毎日来所されていました。
これ以降は来所されていないので完治したものと思います。