症例3「右足裏のしびれ・坐骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニア」
力学整体研究所・整体院の会員(クライエント)様のお一人である兵庫県神戸市在住の女性 [50代]が実際に力学整体を体験・経験された力学整体の臨床例3「右足裏のしびれ・坐骨神経痛・腰椎椎間板ヘルニア」を症例検討、症例研究している症例報告を紹介しているページです。
[兵庫県神戸市] [50代] [女性]
主訴
右足裏のシビレと冷え
現病歴
腰椎椎間板ヘルニア(腰椎4番と5番の間の右後方へ突出)(1年2カ月ほど前から)
坐骨神経痛(右足外側)
両肩こり、右偏頭痛、両ケンビキ痛、背痛、腰痛、右臀部痛(一番痛い)
更年期障害(時々、顔がカーッと熱くなって汗が出る)
治療歴
ホットパック、ブロック注射、低周波、マッサージ
検査
右脚が長く、両脚とも前方転位していましたが、やはり右脚のほうが度合いが大きかったです。
右足裏のシビレと冷えは、礒谷療法(旧理論)では後方転位による症状であるとされていますが、他の症状と検査の結果は一致しているので、この場合は前方転位が原因となっていると判断しました。
脚型
RO型
経過
【初回】
研究所に通所されている会員様からの紹介で来所された会員様です。
住所は研究所と同じ兵庫県内ですが、距離的には遠方になり、それでもわざわざ遠方から来所されました。
主訴である右足裏のシビレと冷えは、礒谷療法(旧理論)では後方転位が原因とされているために、矯正する角度に少し迷いましたが、検査の結果のとおりに、礒谷療法(旧理論)に従わずに施術(矯正)しました。
この当時は、まだ力学整体の新理論を考えついておらず、長年の経験と勘(直観)で判定しました。
【2回目】
ご本人が、足の付け根が楽になったと記録に記入しています。
たった1回の施術(矯正治療)でずいぶんと良くなったみたいです。
どこへ行っても良くならなかったのに、ここでは1回の施術(矯正治療)で効果があったと嬉しそうにしておられました。
【その後】
その後の来所がなかったので、どうされているのかと心配をしていました。
すると、紹介者の方から、あの方はもうすっかり良くなってしまって、ピンピン動いているという嬉しい報告を受けました。
知人が心配して、もう赤穂へ行かなくても大丈夫なのかと聞かれても、その後は来所されておらず、どうやら本当に治ってしまい平気になってしまったようでした。
このような短期間で治癒した症例は、きわめて稀なケースと言って良いと思います。