堀江貴文(ホリエモン)関連本
- 堀江 貴文 (著) 『新・資本論 僕はお金の正体がわかった』(宝島社、宝島社新書)
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おすすめ度:★★
私は堀江貴文氏の本を読んだことはなかったのですが、ネコレイさんこと岡田理史氏が本書を推薦していたので読んでみることにしました。
本書は対談形式で堀江貴文氏がお金とビジネスに関する自分の考え方を説明するという内容になっています。
堀江貴文氏によればお金の正体は信用だということが本書の結論になります。
本書を読んで私が印象に残ったのは、貯金や保険、住宅ローンを否定しているところです。
貯金に関しては、いざというときお金を援助してもらえる人間関係(信用)があれば、お金を貯めるよりもビジネスに投資したほうが有効活用になるということでした。
保険に関しては、いざというときお金を援助してもらえる人間関係(信用)があれば保険は入る必要がないということでした。
地震保険についても同様で、地方ならいざしらず東京などの都市では保険をもらない危険性があるというのです。
問題は、そのような人間関係を持てるかどうかでしょう。
そのような人間関係を持てる人のほうが少ないのではないでしょうか。
住宅ローンに関しては長期の借金をすることになるため危険極まり行為であり、そのリスクを考えれば住宅ローンは組むべきではないという意見です。
堀江貴文氏はベーシック・インカムに賛成なようです。
堀江貴文氏は日本が元気になるためには多くの人が起業してビジネスを行うことを推奨しています。
本書を読んだだけでは堀江貴文氏の考え方が分かったわけではありませんが、何となく堀江貴文氏の考えの一端には触れ得たのかもしれないと思います。
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- 堀江 貴文 (著) 『格差の壁をぶっ壊す!』(宝島社、宝島社新書 311)
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おすすめ度:★★
ネコレイさんこと岡田理史氏が推薦されていたので本書を読んでみることにしました。
堀江貴文氏の本を読むのは本書で2冊目です。
本書は所得格差、世代間格差、職業格差、教育格差、情報格差、地域間格差、福祉格差、男女格差、恋愛格差、結婚格差、見た目格差、印象格差など様々な格差問題を取り上げて、堀江貴文氏の考え方を述べるという形式になっています。
堀江貴文氏の基本的立場は、格差を問題にすること自体が嫉妬やそねみ、ねたみなどによるものであって、格差を是正するべきであると主張しても自分の置かれた状況は何も解決しないのであるから、それよりも格差の上へ行くよう努力するか、格差の下にいてもそれを受け入れてその中で生きる道を見つけたほうが良いという意見です。
だからといって、格差問題を放置して良いということにはなりませんが、一面正鵠を射た意見です。
本書には格差問題だけでない堀江貴文氏の考えが述べられていて、『新・資本論 僕はお金の正体がわかった』にも書かれてあったのと同じ考えが述べられていたので、堀江貴文氏の考えを少しだけ理解できました。
格差問題は社会全体を中心に考えるのか、それとも個人の人生や生活を中心に考えるのかなどの立場によって意見は変わって来るものと思われます。
本書のジャンルは本来、社会面ということになるのでしょうけれども、その内容は格差問題などに悩んだり気を取られないで、自分の生き方を生きようという自己啓発に近い内容になっています。
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