セドナメソッド関連本
- ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『新版 人生を変える一番シンプルな方法―セドナメソッド』(主婦の友社)
-
おすすめ度:★★★★★
本書はレスター・レヴェンソンが創始したセドナメソッドという「手放しの法則」を使用して感情を解放するリリース・テクニックを紹介するものです。
本書は2008年に出版された『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』の内容を一部改訂しより、よりわかりやすく、より簡単に実践しやすいようにまとめられた改訂版になります。
本書は著者のヘイル・ドウォスキン氏が体系化したセドナメソッドのセミナーを1冊の本にまとめたものです。
そのため、本書だけでかなりセドナメソッドのことを学ぶことができるようになっています。
総論や概論(概説)だけで各論的な具体的なやり方や方法までは書かれていない書籍が多い中、本書は書籍だけでやり方や方法まで知ることができる良心的な内容になっています。
セドナメソッドの感情解放の基本手順は5つの質問からなるステップを踏むというとてもシンプルな技法でできています。
しかも、そのシンプルな基本手順はいろいろな場面で活用することができ応用性が高いのに驚かされます。
セドナメソッドは個人を対象の中心としていますが、組織にも活用でき応用範囲は高いといえます。
さらに、セドナメソッドを実践することで個人が世界と指導者を支援できる道が開ける可能性が指摘されています。
セドナメソッドの大きな特徴はそのやり方や方法がシンプルであることです。
シンプルだからこそ誰でも気軽・気楽・簡単・容易に行える長所とメリットがあります。
しかし、それでもセドナメソッドを実行しても効果が得られない人は確実に存在するものと思われます。
感情というものは意思でコントロールできるほど完全に操作や制御できない面があるからです。
言語による質問と回答というかたちでの意識的な技法では上手く気分や感情を解放することができない場合が多いのではないかと考えられるからです。
そういう意味では、セドナメソッドで効果を享受できるかどうかは個人差があるものと思われます。
たとえ、セドナメソッドで効果を期待できない人であろうとセドナメソッドのやり方や方法を知識として知っておくことは損はないと思います。
現時点ではセドナメソッドを上手くできなくて効果がなくても、いつかセドナメソッドを上手くできるようになって効果もあらわれる時が来るかもしれません。
気分や感情の影響を受けやすく、感情のままに発言したり行動したりして人間関係で失敗し後で後悔したり自分が嫌になったりすることが多く、感情をコントロールできなくて感情に振り回されることの多い人はぜひセドナメソッドを学んでおくべきです。
Amazonで購入する
楽天ブックスで購入する
紀伊國屋書店ウェブストアで購入する
セブンネットショッピングで購入する
楽天市場で探す
Yahoo!ショッピングで探す
ヤフオク!で探す