五木寛之関連本
- 五木 寛之 (著) 『なるだけ医者に頼らず生きるために―私が実践している100の習慣』（中経出版）
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おすすめ度：★★★★
五木寛之氏の『きょう一日。 非常時を生き抜く究極の五木メソッド５５』を読んだ直後に、私は本書の存在を知りました。
正直、また同じような本を五木寛之氏は出されたのかと思いました。
それでも、五木寛之氏の養生法に関する本は全て読んできた以上、本書も読んでおくことにしました。
というのも、五木寛之氏の養生説・養生論には共感させられるところが多く、私の健康観や養生観に少なからず影響を受けたからです。
本書を頁をめくると、18ページに「本書は2004年に角川書店より刊行された『養生の実技―つよいカラダでなく』に大幅な内容修正を加えて新たに編集し、改題したものです。」と書かれてあるのを見つけました。
私は既に『養生の実技』を読んでいたので、なるほど本書はあの『養生の実技』の改訂版にあたるのかと思い、それならやはり読んでおく必要があるなと思いました。
本書を読み始めて気がついたのは、まず見た目が『養生の実技』よりも読みやい体裁になっていることでした。
イラスト・図解が挿入されていることや文章のレイアウト、ポイント（要点）をまとめてくれていることなど工夫が凝らされています。
同じ内容なら本書を読んだほうが良いと思える出来です。
内容は基本的には同じようでありながら、2004年に『養生の実技』を出されてから2013年に本書を出すまでの約9年間が経過していて年齢を重ねられたことが内容に反映していてより年長者となった五木寛之氏の話を聞けたように感じられました。
結果として本書を読んで良かったです。
本書は五木寛之氏が最初に書いた養生本である『養生の実技』の改訂版であることを踏まえれば、五木寛之氏の養生本の中で一番最初に読んでおく本だと言えます。
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