歩行・歩き方・散歩・ウォーキング関連本
- 栗田 昌裕 (著) 『1日15分の知的散歩術―体力倍増、知力3倍増を実現する!』(廣済堂出版、広済堂ブックス)
-
おすすめ度:★★★★★
本書は2005年9月9日に購入したまま2015年9月まで積ん読状態になっていたものです。
当時、なぜ本書を購入したのかはっきりとは覚えていませんが、本のタイトルにある知的散歩術という言葉に惹かれたのではないかと思います。
散歩に知的と付いているのはなぜなのか、知的散歩術という意味を内容を知りたいと思ったのでしょう。
最近、栗田昌裕氏が出している一連の著作を読むようになってやっと読み終えることができました。
それでやっと、知的散歩術の意味内容を知ることができました。
その意味内容は、私が考えていた以上に重要なものでした。
一般的に散歩やウォーキングというと身体の健康のために行うものだと連想する人が大部分ではないでしょうか。
健康法として一番最初に頭に浮かぶのは散歩やウォーキングという人も多いはずです。
散歩とウォーキングは身体の運動だという先入観や固定観念をお持ちの人が大半だと思います。
本書はそうした散歩とウォーキングにまつわる先入観や固定観念を大きく塗り替える内容を提言してくれています。
本書ではウォーキングという言葉ではなくわざわざ散歩という言葉を使っているのもその内容を知れば納得です。
本書でいう知的散歩術とは周囲のものをきちんと見ながら歩くということを通じて観察力と記銘力と想起力を高める方法です。
自分の周囲の環境である「生活空間」に関心を払うことで自分の内面の世界である「意識・精神空間」の認知力と記憶力と判断力の能力向上に活かそうというのです。。
知的散歩術では発見や感動を体験することができます。
知的散歩術は生活を豊かに楽しくしてくれます。
知的散歩術では時間は心理的な負担がかからない実用的な15分間で良いと定めています。
もちろん、15分以上かけることに負担を感じない場合は、15分以上行っても良いとされています。
健康のために散歩やウォーキングを行う人は多いですが、せっかく始めた散歩やウォーキングを途中で止めてしまう人も実はかなり多いのではないと思われます。
散歩やウォーキングを途中で止めてしまう大きな理由には2つあるのではないかと思います。
1つは、散歩とウォーキングは運動としては単調で面白みが少なく厭きてしまうという点です。
もう1つは、散歩とウォーキングを張り切ってやり過ぎてしまうという点です。
散歩やウォーキングを長続きさせるにはこの2つの問題点を解決しなければなりません。
1日15分の知的散歩術はこの2つの問題点を見事に解決してくれます。
本書で提案されている知的活動は何も散歩とウォーキングの場合にだけに限りません。
日常生活全般にわたって知的活動の範囲を広げることができます。
そういう意味では応用範囲は広いと言えます。
知的散歩術の具体的な内容はぜひ知っておいていただきたいです。
知的散歩術はそのやり方や方法、注意点など多岐にわたっているのでこの文章で紹介し切れません。
知的散歩術の詳細は本書を読むことでぜひとも知識を増やしてください。
歩行や歩き方、散歩、ウォーキングに関心や興味のある人なら本書を読む価値はあるはずです。
Amazonで購入する
楽天ブックスで購入する
紀伊國屋書店ウェブストアで購入する
セブンネットショッピングで購入する
楽天市場で探す
Yahoo!ショッピングで探す
ヤフオク!で探す